小児科・アレルギー科

小島小児科 

神奈川県横浜市港南区東永谷2-2-20
TEL: 045-823-1121

よくある質問

当院によくいただく質問を紹介しております。

 Q  熱がでた!

 A  子どもはよく熱を出すものです。熱がでたからといって、大あわてしないでください。「熱が高いと脳がやられる」と思われてるお母さんが時たまいらっしゃいます。しかし脳そのものの病気で熱が出ている場合を除き、たとえ40℃ぐらいの高熱があったとしても脳に障害が残ることはありませんので安心してください。

ですからお母さんは、こういう時こそ落ち着いて、ほかの症状がないかどうか冷静にお子さんを観察することが大切です。子どもの熱はかぜなど軽い病気によることが大半です。けいれん、呼吸困難、激しい嘔吐や下痢などを伴っていれば急いで医療機関を受診しなくてはなりませんが、発熱以外に症状が見られない場合や、鼻水、軽いせき程度であれば何もあわてることはありません。たとえ夜中だったとしてもこの程度であれば翌朝まで様子を見ましょう。しかし念のため、発熱の原因はどこにあるのか翌日かかりつけ医に受診することをおすすめいたします。 

 Q  熱の測り方

 A   わきの下で測るのがよいでしょう。

口腔や肛門あるいは首のところで測る場合もありますが乳幼児は口腔で測ることは出来ませんし、肛門で測る場合は、わきの下より0.5~1.0℃ほど高くなります。正味1分ほどで検温できる電子体温計は割れる心配がなく子どもにも安全に使え大変に便利ですが水銀体温計よりもやや高く出たり、また場合によっては低く出たりもします。いずれにしても、お子さんの平熱がどのくらいなのかを知っておくことが重要です。

 Q   熱さましの使い方

 A  熱さましには坐薬と口からの飲み薬がありますが効果は全く同じです。

しかし下痢を伴っている場合には坐薬は使いにくいですし、吐き気があるお子さんには飲み薬はいまいち大変です。その時点での他の症状により使い分けることになるかと思います。

熱さましの使い方についてはいろいろな考え方があります。たとえ高熱があっても機嫌がよく元気に見えるなら使わなくてもよいのです。熱さましは病気を治す薬ではありませんので一時的に熱を下げても効果が切れるころに再び熱がでてくることはざらです。だからと言って頻繁に使用するのはいけません。1日3回ぐらいが限度です。少なくても38℃以下では使わずまた1度使ったら6時間以上はあいだをあけるように注意してください。 

 Q   病気の時のお風呂

 A   これについてもいろいろな考え方があります。私はお母様方にお子さんが37.5℃以上の時は入浴は避けるように指導しています。

もちろん身体の清潔は保たなければいけませんのでこのようなときは部屋を温かく保ちそしてお湯をしぼった温かいタオルで全身くまなく汗や汚れを落とす方がよいと考えるからです。高熱が出るときにはそれでなくてもふるえが止まらないほどの寒気(悪寒)を感じることはどなたも経験あると思います。その上裸になり入浴となるとかわいそうです。

また入浴することにより体力の消耗と言うことも念頭に置かなければいけません。やはり高熱があるときは入浴を避け安静を保つのが1番と考えます。もちろんせきや鼻水程度の症状で顔色もよければお風呂に入れても大丈夫です。


 Q   薬を飲ませるときの注意

 A   ひょっとすると大多数のお母様方にとって赤ちゃんに薬を飲ませることは大変な労力を要する作業だろうと思います。急いだりあわてたりすると決して飲んではくれません。1回失敗すると以後どんなことをしてもうけつけなくなることが多々あります。 また赤ちゃんの場合ほ乳直後に飲ませるとおなか一杯のせいもありむずかって、せっかく飲んだミルクも一緒に吐いてしまうことがよくあります。むしろ空腹時に与えた方が飲ませやすいと思います。従って服薬は食前、食後と記載があったりあるいは時間などが決められていても多少のずれはしょうがないでしょう。

《水薬》

まず容器をよくふって、定量分を小さなコップや、おちょこに入れて飲ませますが、赤ちゃんの場合はスプーンかスポイトで舌の奥に流し込んでください。直後にジュースやミルクで口なおしをするのもよいでしょう。

《粉薬》

ドライシロップという粉薬の一種は水に溶けやすくイチゴやオレンジ味がついており普通の粉薬よりは飲ませやすいです。そのほかの粉薬は一回量をおちょこのような小さな器にとり少量の水で練ったのち赤ちゃんの上あごかホッペの裏側にぬりつけます。直後にミルクや母乳を含ませるか果汁を与えてみてください。舌の上は味がわかるので避けましょう。また、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品に混ぜると苦みがやわらぎますのでこのような飲ませ方も一つの方法です。最近では専用の甘いゼリーが市販されています。

《坐薬》

便がたまっていると入れた刺激で排便をし坐薬も一緒に出てしまいますので、このような場合はまず排便をさせてから使用してください。とがった方から差し込みます。肛門から坐薬が一部でも見えているようですと、とびだしてしまいますのでしっかりかくれるまで押し込んでください。普段は冷蔵庫で保管してください。

 Q   予防接種について

子供たちの身の回りには、細菌やウイルスによって起こるさまざまな病気があります。
このような病気にかからないようにするためにも,予防接種を受けて抵抗力をつけておきましょう。

詳しくは、「横浜市のホームページ」等にありますので、そちらをご覧下さい。

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医院名
小島小児科
院長
小島 隆浩
住所
〒233-0011
神奈川県横浜市港南区東永谷2-2-20

診療科目
小児科・アレルギー科
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